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HTML標準は「HTML5」から『HTML Living Standard』へ


Apple・Mozilla・Opera・Microsoft に所属するメンバーにより立ち上げられた「WHATWG」

WHATWG(ワットダブルジー)「W3C」は合意し、HTML標準制定の主導権は「WHATWG」側に渡りました。

専門的な話題ですが、一体どういうことでしょうか・・?

私が初めて HTML を学んだとき、HTML標準は「W3C」というワールドワイドウェブ(WWW)の標準化団体によって定められていると教えられました。

当時 HTML 4.01 の改良はストップしており「XHTML」に完全に移行するものと思っていましたが、「W3C」の対応への不満や「XHTML」への不満を持つブラウザメーカー各社(AppleMozillaOpera・のちに Microsoftも参加)の技術者たちは、業界団体の「WHATWG」を結成します。

そして「WHATWG」が提唱した革新的な HTML の仕様は、HTML5 とし「W3C」に承認されることとなりました。

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その後は「WHATWG」が作成する「HTML Living Standard」を元に、「W3C」が新しい HTML5 標準を制定していましたが、両者の意見は食い違うことも多く、「W3C」は仕様書に余計な変更を施すようになります。

たとえば HTML 5.1 のとき、「WHATWG」は「複数の h1 要素の使用はOK」としていましたが、「W3C」はこれを明確に否定し、開発者の間では混乱が生じ、しかも「W3C」による仕様書のサンプルコードには h1 が2つあったりという矛盾も指摘されていました。

今回「WHATWG」「W3C」による新たな合意により、HTML5(HTML 5.1・HTML 5.2)は終了し、後継の HTML 5.3 も中断。

今後は「WHATWG」「HTML Living Standard」がそのまま HTML 標準になります。